まつり閉幕...

10日より開催されていた”弘前雪明かり”もついに終了しました・・・。

弘前雪燈籠まつりが行われていた弘前公園。吉野町緑地をメイン会場として、火が灯された無数のキャンドルの明かりで彩られた雪明り。

まちなか情報センターでも”弘前雪明りスポット”として、テラス付近にかけて200個のキャンドルを灯していました。

今年は天候にも恵まれ、火の光と月の明るさで、会場内は幻想的な雰囲気。

吉野町緑地の中心には、色の多い電飾で飾られたサーカス小屋が建てられ、連日様々なイベントが開催されました。

“弘前大学大道芸サークル MOCHA”による大道芸。
先日、雪燈籠まつり会場、当センターでウインターライブを行い観衆を熱狂させた、ビートアカペラユニット”SOLZICK”によるウインターライブ。

そして、雪明り最終日を飾ったのは・・
インストゥルメンタルバンド ”聞こえないふりをした”

2007年夏に結成した”聞こえないふりをした”。
ambient/drone/electronica/noise等の要素を取り入れた楽曲を軸に、青森県内(外)でマイペースにライブ活動を行っています。(聞こえないふりをしたオフィシャルサイト引用)

サーカス小屋には少しずつ人が集まり、静かで幻想的な雪明りの雰囲気が、少しずつ楽しげで賑やかに変化していきました。

準備が終わり”聞こえないふりをした”の三人は、演奏を始めます。

サーカス小屋の雰囲気は再び変化し、より幻想的に。様々な音が放たれ、周囲の明かりを取り込み不思議な空間へと変貌しました。

観衆は、彼らが音を鳴らす度、じっくりと楽しむように曲に聞き入り。
一人一人が、徐々に静かな熱気を放つようでした。

ライブも終盤となり、最後の曲。
ここで”聞こえないふりをした”から衝撃的な言葉が・・・

『今日を持ちまして、聞こえないふりをしたは・・五人編成になります』

その言葉の後、ライブを静観していた観衆の中から二人の男性が飛び出します。
二人は”聞こえないふりをした”の中へ乱入!

五人編成のままライブは最後の曲へ!

二人分の音が加わり、彼らの音はより複雑に更に幻想的に。
サーカス小屋を抜け出し好きなように広がっていきます。

突然に編成にも関わらず、楽しげでいくつにも重なる音の共演に、観衆も一つとなって曲を体感します。

曲が終わると、溶け合っていた音は離れ再び静かで幻想的な雪明りへと姿を戻しました。
サーカス小屋を後にする観衆たちは皆さんそれぞれに楽しみと充実感に満たされ、雪明り会場へと歩いていきました。

終わってしまうとやはり寂しくなりますが、弘前の冬を存分で堪能することが出来たのではないかと思います。
来年もまたここ弘前で冬を感じ、皆さんと楽しみたいとおもいます!たくさんの来場。ありがとうございました。

コメントは受け付けていません。