2014 年 2 月 のアーカイブ

勘ピューターの勝利

2014 年 2 月 28 日 金曜日

旅行やなんかで遠出した時に、

夜ごはん(晩酌)のお店を探すことが、

私にとって一番の楽しみです。

宿泊するホテルや旅館の人に訊ねたり、

パンフレットや雑誌を見たりして、

その夜、どこで飲むか目星をつけます。

最近ではもっぱらネット検索になってきましたが。

ちょっと前、ひとり旅に行った時のことです。

その日はちょっと冒険をすると心に決めてました。

前知識なし、ネット検索は禁止、人に聞くのもダメ、

自分の経験と勘を頼りに、

晩酌のお店を選ぶという。

お店選びの条件は3つ、

①和食

→その日の気分で。

②大通りからちょっと外れた路地にある

→チェーン店以外のお店に行きたかったのと、
路地=名店が多い イメージ

③外看板におすすめメニューが書かれていること

→おすすめメニューと金額で、なんとなく予想が立てられる。
地のものがあれば尚よし

探し始めてから10分も経たないうちに、

ピンッ!!とくるお店を発見。

外看板を見ていたら、

お店の人がたまたま表にでてきて、

「何かお探しですか?」

みたいなことを聞かれ、

少し言葉を交わしたので、

そこに決めました。

まずビールを頼んで、お通しが出てきた瞬間、

やった、当たり!!

テンションUP!!

その時のお通しです。
(ほたるいかとワカメの酢のもの、せりのおひたし、厚焼き卵のあんかけゆず風味)

カウンターに座って、料理長らしき方と会話していたら、

私がファンである著名人が先日来られた、

との話を聞いてますますテンションUP!!!

料理も全て丁寧で美味しいうえ、

それに合うお酒も教えてくれて、

心のこもったおもてなしを実感。

たまには、ネット検索しないで、

経験と勘でお店を選ぶのもいいな、

と、そう思いました。

今回は、マイ勘ピューターに軍配。

余裕のウソと必死のウソ

2014 年 2 月 14 日 金曜日

大なり小なり、
誰でも嘘はついたことがあると思います。
笑いが目的のウソだったり、
優しさからでたウソだったり、
ついつい成り行きでついてしまったウソなどなど。
はたまた、ウソにウソを重ねて、
何がウソで何がホントか、
分からなくなってしまった、
そんな話も聞いたことがあります。

自分を振り返ってみたら、
ウソのタイプ、2つに分類されました。

一つ目、余裕でつくウソ。
平気でウソをつくというわけじゃなく、
心に余裕があってでたウソという意味。
場を盛り上げるためとか、流れや勢いで出たウソ。
余裕のウソは、ウソをつかれた側にも恐らくあまり影響なく、
ついた本人もいつか忘れてしまうパターン。

二つ目、必死でついたウソ。
これはウソをつかれた側よりも、
ついた本人の心にずっと残っているような気がします。
というのも、必死でついたウソには、
そのウソをつくに至ったストーリーが必ずあるから。
例えば、秘密や何かを隠すためだったり、
人によっては、誰かを守るためだったりするかも。
とにかく、ウソの裏に人間臭いエピソードがあるパターン。

私も子供のころについたウソ、
未だに覚えているのがあります。
そして、不思議とその時の状況もけっこう鮮明に。
なぜそういうウソをついたかたどってみると。。。
コンプレックスだったり自分の性格が浮かび上がってきました。

そう考えてみますと、
もし友達や誰かが必死でついたウソが、
ウソだと分かってしまった時でも、
その裏側にあるストーリーに思いをはせると、
真っ向から非難できないような気も。

現在、作曲問題で世間を賑わせている氏を擁護するわけではありませんが、
本当のところ、どういう種類のウソだったのでしょうか。