瓦礫の中のミシン

2日前から通勤途中にある建物が解体されているのを見かけていたけど、今朝すっかり壊された瓦礫の中にミシンだけがポツンと佇んでいた。
一度通り過ぎたけど、何かのワンシーンのような光景に引き返して携帯で撮った。

小さい頃は我が家にも足踏みミシンがあって、母が人形や私の服を縫ってくれた。
15年位前に引越の際、場所を取るからと業者に引き取ってもらって今は電動ミシンだから懐かしい。
昔のものって、きちんと手入れをすればまだまだきちんと使えるだろうし、骨董品までは行かなくても古道具としても価値ありそう。

無くなってみるとどんな建物だったか思い出せなくなるのはよくある話だけど、確か貸店舗兼事務所のような感じで、ここ数年はテナントが入っていなかったはず。

いつから、そこにミシンがあったのか。
そしてこの後はどうなるのか。
古道具屋さんに引き取られて、またどこかで誰かに使われるといいなぁ。

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