そろばん消ゴム

ひきだしの中から出てきた「そろばん消ゴム」。
小学生のころ習っていたそろばん教室で皆勤のご褒美にもらったのか、何かの大会の参加賞だったのかは覚えていないけど、生徒たちの間ではよく消える消ゴムだと評判だった。
もらえたのが嬉しくて使うのがもったいないからとしまったものが、いつのまにか十数年たって、ひょっこり出てきたのでそれを使い始めた。
確かに消しやすい。

小学生にとって消ゴムとか文房具って趣味みたいなものだったよなぁ。
初めて買った大きめの消ゴムを、大事に何年もかけて使い切ったときの達成感が嬉しかった。
小学生だから嬉しかったのかな。
消ゴムって途中で割れちゃって捨てたり、どこかいっちゃったりで、使い切ることってあまりないような気がするし、そもそも使い切ったかどうかを意識することなんてないから、その達成感は幼い頃ならではのものなのかも。

この大きなそろばん消ゴムを使い切った時、今の私は達成感を感じるのだろうか。
というより、そんなに使わないから果たして何年かかるんだろう…?

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