童心

寒空の下、友達と露天風呂に浸かっていました。

タライを持った小さな子がトコトコ走ってきて、

湯船には入らず、そこで遊びはじめました。

その光景を見て、かわいいね~なんて言いながら、

結構長い時間続けていたので、

友達と、「寒くないのかな~」

と。

そう言えば、子どもの頃は、

寒いとか暑いとかの感覚、

なかったような気がします。

なかったというか、気にしなかったのか。

体温とかそういう問題ではないような気がします。

恐らく、遊ぶこととか、何かに夢中になっていて、

暑いだの、寒いだの、

そんなこと、どうでも良かったのだと思います。

最近、日が短くなったね~、

紅葉が綺麗ね~、

なんて思うようになったのは、

いくつぐらいからかしら。

もののあはれに気付きはじめたころから、

何かに夢中になる感覚を、

忘れてしまっていたような、

そんな気持ちになりました。

甦れ!!童心!!!

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