聞かなければよかったこと

2013 年 7 月 12 日

前回につづき、

聞かなければよかったことってありますよね。

高校生の頃の話。

休み時間のことでした。

たぶん試験前とか受験とかのせっぱつまった状況だったんでしょう。

友人Y
「あたしさ~、なんだか最近余裕がなくっていろんなこと、やり投げになってる気がする。。。」

すかさず友人N
「槍なげてどうすんの、それを言うなら投げやりでしょ!」

この会話が自然と耳に入ってきたわたし、大爆笑!!!

真剣にやり投げという友人Y、

絶妙なタイミングで突っ込みを入れた友人N、

自然なコントを見た感覚で、

その時の二人の表情から、会話の間合いまで鮮明に覚えています。

それからというもの、

投げやりという言葉を使う時、一瞬「どっちだっけ?」

と、考えてしまうわたし。

似てますよね、確かに。

知らなければ良かったこと

2013 年 6 月 28 日

知らなければ良かったってこと、ってありますよね。

巷にはじゃんけんの法則というのがあるらしく、

私がそれを知ったのはかれこれ十数年前になりますでしょうか。

「じゃんけんには法則があって、たいがいの人は力んで、

一回目はグーをだすんだよ。最初はグーってのあるでしょ?

ポイントはね、「最初はグー」ってのなしでじゃんけんするの。

そうするとね、相手は力を入れてグーを出す確率が高いんだよ。」

と、真剣にそう教えてくれた方がいました。

どこまでじゃんけんに精通しているかは知りませんが。。。

かくいう私も、これを聞いてから、じゃんけんの時には、

このことが頭にあって、1回目にグーを出せなくなりました。。。

私に「じゃんけんの法則」を教えてくれたその人、

私にそれを教えたことをすっかり忘れてしまったんでしょう。

何かにつけてはじゃんけんで決めようと言ってきます(笑)

先日も。何だかくだらないことでしたが、

「じゃ、じゃんけんで決めよう。最初はグーなしでねっ!」

とうれしそうに。

結果、もちろん、私はチョキをだして勝つわけですが。

そのことを聞いてから、その人とやったじゃんけん、今まで負けたことはありません(笑)

「あ~、負けたか」

と、その人は悔しそうに言います。

自分がものすごく意地悪な感じがしてきます。。。

「昔あんたにじゃんけんの法則って教わったんだけどさ~」

って言おうかとも思うんですが、

が!しかし、もう少しだけ、楽しんでから教えてあげようと思います(悪)

焼き鳥屋の大将

2013 年 6 月 14 日

夏本番に入る前の初夏のこの季節、

私、むしょうに焼き鳥が食べたくなります。

焼き鳥にはビール、ハイボール、ホッピー、焼酎…

なんでも合いますね♪

炭火にタレがぽたっと落ちてジュワっという音に、、

煙がもくもく立ち上がり、

甘っ辛いにおいと焦げたにおいが入り混じって何とも食欲をそそります。

私が好きな焼き鳥屋さん、

人気店なので、週末どころか平日も予約しないと入れないことがしばしば。

焼き鳥の味はもちろん、他のメニューも安くてとにかくおいしい。

人気店の要素はそれだけで十分かとは思われます。

が、しかし。

たまたまふらっと立ち寄ったその日は平日でした。

カウンター、テーブル、お座敷も満席。

持ち帰り用の焼き鳥を待っているお客さんもちらほら。

大将は焼き台の前で夢中に焼き鳥をひっくり返し、

そこに、おそらく今日がアルバイト初日なのかなという感じのお兄さん。

私はカウンターに座ってビールを飲んでました。

アルバイト初日のお兄さん、メモを見ながら必死にドリンクを作る。

「こっちの注文お願いね~」お客さんに注文を頼まれる。

「こっちのビールまだぁ?」奥のお座敷席のお客さんから。

「お会計お願いしま~す!」

お兄さん、どれから手をつけていいかわからず頭の中はパニック。

そんな表情でした。

てんやわんやな状況の中、大将が登場。

焼き台いっぱいに並んだ焼き鳥と、たまった注文伝票をチラッと見ながらも、

新人アルバイトのお兄さんに丁寧に仕事の優先順位を教える。

「(自分)これ持ってくはんで、これ持ってって」

大将、調理場を離れて自ら出来あがった焼き鳥を運んで、注文を取りに行く。

すごい!!と思いました。

ここの大将、いわゆる職人気質の気難しさや頑固さは

全く感じられません。

忙しいさ中、調理するのに手いっぱいでも、

声を荒げたりせずに、アルバイトさんに丁寧に指導。

そして自らも料理や飲み物を運んで行く。

このお店の人気店の重大な要素、ここにありました!!

味や値段はさることながら、この大将の人柄、

これに尽きるんじゃないかな。

そう感じた一場面でした。

このお店、何度も行ってますが、

大将が怒っているところは今まで見たことがありません。

ある日のこと、

店内の忙しさがひけてほっと一息ついた時、

「明日、店休みだからこれ食べちゃって」

と大将が枝豆をだしてくれましたことがありました。

お礼をいいながら枝豆を頂き、チャンス!と思って話しかけてみました。

「大将、すごいなーと思うんですけどね、すっごく忙しい時でも、

アルバイトの子に怒鳴ったり、不機嫌そうな顔ひとつもしないんですよね~。」

そしたら大将、にっこり笑って、

「楽しんで飲んでもらってるのに、怒ってもしょうがないじゃない」

と一言だけ。

ほんっとに素敵な焼き鳥やのおやじさんです。

あと215日

2013 年 5 月 31 日

明日から6月です。あっと言う間ですね。

2013年上半期が終わってしまうその前に、

今年の目標にそろそろ取りかかろうと思います(笑)

そしてその目標というのは、去年の目標でもあり、

おととしの目標でもありました。。。(苦笑)

何かというと、そば打ちなんですがね。

おととし、そば通のマンガにはまって、

道具は購入済み(おととしの夏のことでした)。そして開封(ついさっき)。

買って安心しちゃう人いますよね。

それです。

当時はやる気満々で、そば打ち体験にも行ったりしてたのですが。。。

いやいやいやいや、何事もやろうと思った時がスタートです。

年越しそばを自分で作ることを目標に、

これからそば打ち修行に精進したいと思います。

今年、新しく何かに挑戦しようと思っている人で、

まだはじめてない方、大丈夫!まだ215日あります。

頑張りましょ♪

樹木医 小林勝さん

2013 年 5 月 15 日

”頑張る”とか”努力する”とかと似ていて、

ちょっとニュアンスが違う「ひたむき」という言葉、

すごく素敵な日本語だと思います。

エゴだったり、邪念がなく、見返りを求めず、無私無欲にひとつことに打ち込む。

中々できないことです。。。

今年の弘前公園の桜、かなり遅咲きとなりましたが、

皆さんは見に行かれましたでしょうか?

私は先週末、見に行きました。

桜が満開を迎える直前、テレビ番組で樹木医、小林勝さんが紹介されていました。

ご覧になった方も沢山いらっしゃると思います。

弘前の桜が他の桜とどう違うのか?

それはリンゴの木の剪定技術を生かして、

ひとつの枝から沢山花が咲くよう工夫がされているから。

私が知っていたのはそのくらいでした。

毎年決まった時期に花を咲かせる植物の不思議、

自然の生命力ってすごいな~なんて思っていました。

ところがでした。

毎年この時期に綺麗な花を咲かせるため、大勢の人に楽しんでもらうため、

猛暑の夏も、極寒の冬も、沢山の人の手によって、

一年中手入れをされていることなど考えたことがなく、

この番組を見て知りました。。。

美しい桜が咲くということは、小林勝さんはじめ、沢山の人方々が、

一生懸命桜の木に向き合い、手入れをしているから。

じんときました。。。

樹木医であり弘前公園の桜を守り続けてきたお兄さんの範士さんと、

勝さんの会話。

「弘前の桜は何が日本一なのか?」

「桜を美しく咲かせ続けるための一生懸命さはどこにも負けない」

「ひたむき」という言葉がとてもお似合いになるお二人だと思いました。

最後に小林勝さんが言われた言葉、

「今すぐに結果がでなくても、将来の理想を成し遂げるために、

今できること、やらなければいけないことを確実にやっていくのがプロ」

感動しました。。。

現在、治療中のしだれ桜、来年、再来年、5年後、10年後…

また綺麗な桜を沢山咲かせてくれること祈っています。

そして、日本一ひたむきで美しい弘前の桜、

何とか後世にも受け継がれて行きますように!!

書を捨てライブへ行こう!!

2013 年 4 月 30 日

先日、弘前が誇るミュージシャン、creeps のライブに行って参りました。

ライブというものにあまり行き慣れていない私でしたが、このバンドをきっかけに、

よくライブに行くようになりました。

普段音楽を聴くのは車の中、CDで聴くのがほとんどですが、

この曲聞いてた時こんな事してたよな~とか、私あんなんだったよな~

という記憶がよみがえって、一瞬その時代に戻ったような感覚になったりするのが、

音楽の良さの一つでもあると思います。

一方、ライブはというと。

「今」、「この瞬間」、「生」なわけです。あたりまえのことなんですけど。

アーティストが奏でる音楽はCDと同じ曲でも、その時の状況だったり、場所だったり、

お客さんのノリだったり、空気感だったり…

いろんな要素が入り混じってその時、その場所にいた人しか味わうことの出来ない音楽になっていくんですね。

音楽に酔いしれるとともに、そこにいるそれぞれが感じるのは、

思いだす昔のことだったり、今現在だったり、これからのことだったりするわけですが、

様々な感情が入り混じってまた盛り上がる、

ライブとはそんな感じがします。

先日のライブは creeps に加えて、はるばる東京からいらしたバンドも多く、

すごく盛り上がったもので、

気分も高揚して足取りも軽く、にやにやしながら家路をたどりました。

ライブ写真、何枚か撮ってはみたものの、臨場感が全く表現できていなく。。。

やっぱり生で見ないとね!!みなさんも是非♪

やるの、やらないの、どっち!!

2013 年 4 月 15 日

本日、職場の模様替え、席替えをやりました。

以前から、女子社員らで模様替え、席替えをしたいよね~と話していたのですが、

中々実施できずにいました、先週末の会社の飲み会で話題にあがり、

「じゃ~月曜やっちゃお!」

という流れでやってしまいました。

若手女子社員2名が前々から緻密な計画と配置図を練っていていたのと、

全社員のチームワークにより、約一日がかりでしたが無事終わりました。

いらないものを処分する良い機会にもなり、風通しがよくなった社内で気分もスッキリ!!

ひと仕事終えてほっと一息ついていたとき、昔通ったバイト先の店長の口癖を思い出しました。

とにかく曖昧な返答や、優柔不断な態度が気にいらない店長で、

口癖のように「Yes、Noどっち!?」、「やるの、やらないのどっち!?」と言ってました。

私も言われて、あわあわなっているうちに「はい、やります。」と答えてしまっているという感じで(笑)

その後に必ず続く言葉が、「じゃー今やれよっ」です。

つまり言いたいのは「やるなら、すぐやれ」ということなんですね。

Noと言えない日本人代表ばりに小心者の私は、一歩前に踏み出せなかったり、

選択に迷ったりすることが多々ありますが、

その時に思い返すのがこれです。

「やるの、やらないのどっち!?」

シンプルなんですが、自分自身に発破をかけるというか、いい言葉です。

いつかやると思っていると、やらずに終わってしまうこと、多いですからね。

そして、すぐにやってみた時っていうのは、意外と簡単だったり早く終わったりする経験、皆さんもありませんか?

そういえば、最近、似たようなの流行ってますね。

「いつやるか?今でしょ」ってね(笑)

八戸館鼻岸壁朝市

2013 年 3 月 29 日

先日、ちょっと遠出をして八戸に行って参りました。
八戸では朝市が多くの場所で開催されているのですが、
今回行ったのは八戸館鼻岸壁朝市。

この岸壁は2011年3月11日の震災直後、まさに津波の影響を受けた地域で、
大型漁船が打ち上げられた映像が当時テレビでも放映されていました。
メディアで報道されなかった場所でも、どれだけ多くの方々が大変な被害を受け、心に傷を負ったかは想像も出来ません。

しかし震災から2年が経過した今、朝市はものすごい活気であふれていました。
水揚げされたばかりの新鮮な魚介、八戸名物せんべい汁、そばにラーメンにカレーライス、唐揚げに甘酒、古着やアクセサリー…数えきれない露店が立ち並び、若者や威勢のいいおばちゃん、おじちゃんらが声を張り上げていました。

そんな磯の香りと熱気が漂う中で、
傷ついて倒れてもまた立ちあがっていく、人間の強さと優しさ実感しました。
元気と勇気をくれた八戸館鼻岸壁朝市の皆さん、ありがとうございました。
ウニご飯に、せんべい汁、手羽先など沢山、美味しく頂きました。
また遊びに行きま~す!!

なんなの!?

2013 年 3 月 15 日

居酒屋での隣の男女の会話。隣で聞いていた私。

男「今日さ、美味しいカレー屋に行ってさっ!」

女「….なんなの?」

男(聞き取れなかったのかな?)

男「いゃ~ね、今日美味しいカレーを食べてね~!」

女「….だから、なんなの?」

男「だからなんなのって言われても…その…美味しいカレーを食べたからさ…(困)」

女「だから!!ナンなのかライスなのかって聞いてんのよ(怒)」

この男女の上下関係、この会話でわかりますよね。。。

私(笑)

個性☆

2013 年 3 月 5 日

前回に引き続き、「手づくる」Part2をご紹介します。
昨日は3月3日、雛まつりでしたね♪
先週末、髪を切りにいつも通っている美容室に行ったら、オーナー手づくりのお雛様がおいてありました。

何とも個性的で素敵☆です。和みます。

この美容室は、オーナーもスタッフも個性的でおもしろくて、
ひと味違った美容室らしからぬ美容室です(笑)
あ、ちなみに腕は抜群です!!

お店の中は、雑貨屋さんか、アトリエか?みたいな感じで、
レトロ感がある、おしゃれなインテリアと雑貨に囲まれています。
不思議なことに、それらがバラバラではなく、調和していて、
センスがいいってこういうことなんだろうな~といつも行くたびに思います。

その昔、学生時代に行ったのがはじめてだったと思いますが、
「くせ毛が気になってるから、ストレートパーマをかけようかどうか迷っている」
というようなことをオーナー相談したら、
「逆にくせ毛を生かす髪型にした方がいいんじゃない?」
というようなことを言われたのを、個性的なお雛様を見ていたら、思いだしました。


短所と長所は紙一重とよく言われますが、
自分の気になる部分や嫌なところをなおすよりも、
それを生かす方がうまくいく場合もありますよね。

今の髪型、超気に入ってます♪
くせ毛万歳!!