「天使のオルガン」とスティールパン

 

暦の上ではもうすぐクリスマス。

街を歩くと、クリスマスツリーやイルミネーションなど、この時期ならではの華やかさでいっぱいです。

そんな中、クリスマス本番に先がけて、12月19日(土)にまちなか情報センターでもクリスマスキャロルコンサートが開催されました。

今回の主役となる楽器は、グラスハープとスティールパン。

グラスハープとは、グラスを濡れた指で擦って音を出す楽器で、複数のグラスを音の高さの順に並べることによって、さまざまな音楽を奏でることが出来るというものです。18世紀ヨーロッパで盛んになり、その音色の美しさから「天使のオルガン」とも呼ばれていました。

そして、演奏するのは弘前大学グラスハープ・アンサンブルの皆様。世界でも珍しいグラスハープのアンサンブルとして活動をされている団体です。

雪の降り続く午後6時半、入口で振舞われたホットアップルジュースを手にした方々が続々と集まる中、コンサートが始まりました。

ライトダウンされた館内で、繊細な音色にじっと耳を傾ける観客の皆様です。

 

スティールパン中心の演奏になると、音色も繊細ながらも躍動感が。

 

終演後はご出演のメンバーの計らいにより、楽器の体験会が開かれました。

老若男女を問わず、皆様興味津々です。グラスは上手く鳴らせましたか?

 

 

***「弘前大学グラスハープアンサンブル クリスマスキャロルコンサート」***

*2009年12月19日(SAT) 18:30~

*弘前市まちなか情報センター

 

-SET LIST-

M1:グラスハーモニカのためのアダージョ(モーツァルト)

M2:スカボロフェア(イギリス民謡)

M3:クリスマスおめでとう(イギリス民謡)

M4:ジングル・ベル(ジェームズ・ピュアポイント)

M5:クリスマス・キャロルの頃には(稲垣潤一)

M6:ウィンター・ワンダーランド(フェリックス・バーナード)

M7:恋人たちのクリスマス(マライア・キャリー)

M8:前奏曲Op.28-7(ショパン)

M9:ワルツOp.69-1(ショパン)

EN:きよしこの夜(フランツ・グルーバー)

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