ブルー

この前の三連休の初日、

家で新しく購入したスライサーでキャベツの千切りを試してました。

サクサクよく切れるなと思っていた矢先、

右手の人差指と中指もサクッとスライス。。。

切った瞬間は興奮状態のためか、

痛みは全く感じないもので、

時間が経つにつれて徐々に痛みが増してきて、

ブルーな三連休となりました。

さてこの「ブルー」という言葉、

憂鬱という意味で使っておりますが、

この言葉を使う度に、思い出すことがあります。

この言葉が周りで浸透しはじめたのは、

私が中学生だったか、高校生のころだったかの頃で、

ダウンタウンの松っちゃんが、

ブルーという言葉を流行らせたのは自分だと、

テレビで話していた記憶があります。

ビートたけしの映画が、

北野ブルーと呼ばれはじめたのもこの頃でした。

一方、ユーミンが荒井由美時代に歌った「魔法の鏡」という歌にも、

同じ意味のブルーという言葉が使われているので、

日本でもかなり前から使われていたことになります。

上京して1人暮らしをしていたころ、

高校時代の友達と、

深夜電話をするのが日課になっていた時期がありました。

ある日その子が、

いつになく神妙な口調で話し始めました。

「今だから言うんけどさ、ここだけの話、

ブルーって言葉を世の中に流行らせたのは私なんだって。」

私は一瞬戸惑いながら、返す言葉が見つからず、

必死に笑って話をそらしたのを覚えています。

ブルーという言葉を使う度、

その子の真剣な口調が、

頭の中をリフレイン。

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