「天使のオルガン」とスティールパン
2009 年 12 月 21 日 月曜日暦の上ではもうすぐクリスマス。
街を歩くと、クリスマスツリーやイルミネーションなど、この時期ならではの華やかさでいっぱいです。
そんな中、クリスマス本番に先がけて、12月19日(土)にまちなか情報センターでもクリスマスキャロルコンサートが開催されました。
今回の主役となる楽器は、グラスハープとスティールパン。
グラスハープとは、グラスを濡れた指で擦って音を出す楽器で、複数のグラスを音の高さの順に並べることによって、さまざまな音楽を奏でることが出来るというものです。18世紀ヨーロッパで盛んになり、その音色の美しさから「天使のオルガン」とも呼ばれていました。
そして、演奏するのは弘前大学グラスハープ・アンサンブルの皆様。世界でも珍しいグラスハープのアンサンブルとして活動をされている団体です。
雪の降り続く午後6時半、入口で振舞われたホットアップルジュースを手にした方々が続々と集まる中、コンサートが始まりました。
ライトダウンされた館内で、繊細な音色にじっと耳を傾ける観客の皆様です。
スティールパン中心の演奏になると、音色も繊細ながらも躍動感が。
終演後はご出演のメンバーの計らいにより、楽器の体験会が開かれました。
老若男女を問わず、皆様興味津々です。グラスは上手く鳴らせましたか?
***「弘前大学グラスハープアンサンブル クリスマスキャロルコンサート」***
*2009年12月19日(SAT) 18:30~
*弘前市まちなか情報センター
-SET LIST-
M1:グラスハーモニカのためのアダージョ(モーツァルト)
M2:スカボロフェア(イギリス民謡)
M3:クリスマスおめでとう(イギリス民謡)
M4:ジングル・ベル(ジェームズ・ピュアポイント)
M5:クリスマス・キャロルの頃には(稲垣潤一)
M6:ウィンター・ワンダーランド(フェリックス・バーナード)
M7:恋人たちのクリスマス(マライア・キャリー)
M8:前奏曲Op.28-7(ショパン)
M9:ワルツOp.69-1(ショパン)
EN:きよしこの夜(フランツ・グルーバー)